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給水管メンテナンス

給水管メンテナンス

当社は、オゾン水洗浄による給水管メンテナンスの事業を展開し、長寿命かつ安全な水道環境を提供しております。
私たちが使う生活用水は、水道局によって水質管理が行われていますが、水道局が対応できるのは、水道メーターまでの給水管です。そのため、敷地内や建物内の給水管はオーナー様や管理組合様が対応する必要があります。
給水管は経年劣化や錆により管内が汚れ、水質が低下します。健康への悪影響や水漏れのリスクも増大しますので、定期的なメンテナンスにより、微生物や異物を除去し、水道水の品質を向上する必要があります。当社は水道局も導入しているオゾン水洗浄により、安全かつスピーディーに給水管のメンテナンスを実施いたします。

給排水管・
給排水設備メンテナンス
の現状

受水槽の内部が汚れるように、給水管・給湯管・給湯器の中は確実に汚れていきます。近年は受水槽を無くした直結方式が普及していますが、給水管・給湯管をメンテナンスせずに放置すると、錆・スケール(※)および、それらに付随する細菌や微生物の付着による汚染のため、閉塞や部分漏水等の弊害が生じ、配管の老朽化を早めます。給水管は各戸へ水を供給する重要な設備であるにも関わらず、実際は何らかのトラブルが生じるまでほとんど放置されてしまうことが現状です。

定期メンテナンス

定期メンテナンス

定期メンテナンスについて、貯水槽(10㎥以上)は毎年施工が義務付けられており、排水管は1~3年ごとにほぼ実施されています。しかし、給水管メンテナンスはほぼ皆無の状態です。生活用水や飲料水として使用している水は、この給水管を通って各戸へ供給されていますので、安心して水道水を使用するには、給水管のメンテナンスが欠かせません。

貯水槽のメンテナンスを行わない場合は水質悪化につながりますし、排水管の場合は詰まり・悪臭・逆流の原因になります。給水管の場合は、水質悪化・水圧低下・漏水の原因になります。
(※)スケール:水に含まれたカルシウムやマグネシウムなどが固体として現れたもの。

そもそも給水管の
腐食要因とは?

①水中の酸素と鉄の接触による酸化と、
異種金属接続による
電位差腐食

給水管の腐食の主な要因が、水中の酸素と鉄の接触による酸化と、異種金属接続による電位差腐食です。水中では溶存酸素(DO)と水と母材の電子が反応して水酸化物イオンになり、腐食反応が起こります。また、同じ鋼同士の接続でも電位差が生じることで腐食が生じます。

解決策
部分改修を行うこと

部分改修を行うこと

酸化や電位差腐食によって給水管が腐食してしまった場合、オゾン水による洗浄だけでは根本的な問題を解決することはできません。腐食部分の給水管を部分交換(部分改修)することが有効な解決策となります。腐食していない部分の給水管は、オゾン水洗浄で寿命を延ばすことも可能です。

②鉄バクテリアによる
スライムの付着で
発生する通気差腐食

鉄バクテリア(※1)によるスライム(※2)増殖が、バイオフィルムを形成します。その結果、バイオフィルム内の溶存酸素(DO)濃度が、金属表面に好気的な領域と嫌気的な領域を偏在させることになります。そして、同じ金属表面で酸素濃度に差が生じると通気差腐食が生じます。この腐食は嫌気性領域において鉄の溶出が局部的に生じ、一旦局部腐食が始まると、その部分の酸素供給が減少し、局部腐食がさらに進み孔食が生じます。したがって、バイオフィルムの中でも生物活性の高い部分の腐食が進みやすいことになります。

②鉄バクテリアによるスライムの付着で発生する通気差腐食
②鉄バクテリアによるスライムの付着で発生する通気差腐食01
解決策
鉄バクテリアを殺菌すること

鉄バクテリアを
必殺菌すること

腐食原因であるスライムを除去することと、スライムを生み出す鉄バクテリアを殺菌することが、最も効果的なメンテナンスです。オゾン水洗浄を実施することで、スライムやスケールの除去と鉄バクテリアの殺菌を同時に実現できます。また給水管の洗浄と延命をかなえることも可能となります。

まずは
配管内洗浄の要性を
知ってください!

まずは配管内洗浄の必要性を知ってください!

長期間使用した配管内は、錆、スケール及びそれらに付随する細菌や微生物の付着による汚染の為閉塞や部分漏水等の弊害が生じてきます。そのまま放置すると水質の悪化(赤水・蛇口から鉄粉の排出)や配管内部の詰まりによる水圧低下など様々な問題を引き起こします。

現存する
主な給水管対策とは?

配管更新・改修

新しい配管に換えるため、最も確実で信用度の高い工法です。しかし、工事費用が高額で工期も長く、その間は水が使用できない点が不便です。一般的にこの工法をとる場合、築25~35年の建物が対象になります。対策を講じなければ配管は汚れ続けることになり、水質の悪化、水圧の低下、管の漏水といった不安が常に付きまとうことになります。

ライニング更生

配管更新より安価ですが、施工期間が長く、騒音もあります。利用者にとっての不便さ・不快さは、配管更新とほぼ同等です。また、老朽化した配管に対しての施工は配管そのものを破損する危険があります。配管の内側に塗装を施すエボキシ樹脂も環境ホルモンなどの問題があり、懸念が残ります。

浄水器設置

浄水器設置は、水が出る間際の対策となります。そのため、配管に発生している問題の根本的な解決にはならず、その場しのぎの対策でしかありません。浄水器を設置しても、配管そのものの延命につながるわけではありませんので、根本的な解決を希望する場合は、別の対策を検討しましょう。

部分改修・蛇口交換

部分改修および蛇口交換についても、浄水器設置と同じく、その場しのぎの一時的な対策でしかありません。部分的に改修を行ったとしても、配管全体の腐食は放置されたままとなります。水質の改善をすることはできませんので、根本的な解決を希望する場合は、別の対策を検討しましょう。

給水管オゾン水洗浄

オゾン水を給水管に流して、短時間で内部の異物を分解して排出させる工法です。配管更新やライニング更生と同様、工事を施しているその場で効果を実感できます。費用面ではライニング更生工事の4分の1以下。施工日数も短いため利用者への負担を最小限にとどめることができます。
オゾン殺菌は浄水場の高度浄水処理にも使われている技術で、近年非常に普及が進んでいる工法です。オゾンは残留性が全く無い安全な物質ですので、環境にもやさしい工法と位置付けられています。

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オゾンクリーン株式会社では
この給水管オゾン水洗浄工法をご紹介いたしております。

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